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メーリングリストアーカイブ [記事番号:5053]

[windows:5053] このメールに皆様からのご意見を

　このメールは複数のMLに配信しています。
重複して受信したり、あるいは興味のない方はお手数ですが削除してください。
またMLの趣旨には明らかにそぐわない内容ですので返信は個人メールでお願いい
たします。
　実は次のようなメールを出そうと考えているのですが、なかなかうまく書くこ
とができずに少々困っております。皆様の忌憚のないご意見をお聞かせいただけ
れば幸いです。

　ここから本文。
今回私が、メールをさし上げましたのは、ぜひ理解していただきたいことが
あるからです。その内容というのは、「あんま、マッサージ、指圧師・
鍼師・灸師」には国家試験が必要であるのに対し、カイロや整体は法律に縛られ
ず、野放し状態であるということです。カイロ、整体の他にも、無免許マッサー
ジ師がうじゃうじゃいるのは、皆様もご存知のことと思います。クイックマッサ
ージやホテルのマッサージ、健康ランドなどの大衆浴場のマッサージはほとんど
無免許です。
早い話、もし、それらが認められるのであれば、毎年行われている、「あんま、
マッサージ、指圧師・鍼師・灸師」の国家試験に何の意味があるのでしょう
　なぜこんなことを書くかと言いますと、私は視覚障害者です。上に書いた各免
許は専門学校（盲学校や視力障害者センター）を3年間通学した後、国家試験にの
ぞみます。つまり、無免許が許されるとすれば、この3年間に何の意味があるのか
ということです。
健常者の方々が、自分で進んで、これらの免許を獲得するのは、自ら進んで学ん
でおられるのですから、良しとしても、事故や病気で視力を失った人たちが、人
生の路線変更を余儀なくされ、頑張って免許を取得したとしても、現実、サウナ
などでおばさんたちが、無免許で、ばりばりとマッサージをされているのは納得
ができません！
だからといって、免許の持たない視力障害者が、サウナに「マッサージで雇って
ください」と言っても、雇ってはもらえないでしょう。
つまり、意味があるのかないのかわからないマッサージの免許をどうしても獲得
する必要があるということなんです。
「職業選択の自由」という法律で、健常者が吾が業界に免許を受けて進出してく
るのは仕方ないと妥協したとしても、免許を持たない人が、当たり前のように治
療に当たっているのはどう考えてもおかしいと思います。そこでこの状況をなん
とかしてほしいと願いを込めて、このメールを書きました。
　3　4年前に聞いた話なんですが「あくまでも噂ですけど」かつての厚生大臣が
カイロや整体の集会に自ら出席され、挨拶をしたと言われるのに対し、「全国鍼
灸マッサージ師会」の集会には、厚生大臣代理が出席されたという話を聞きまし
た。
確かに、カイロや整体の業界は、たくさんの献金を厚生省にしているようです。
そこでやっぱりおかしいのは、免許を発行している業界よりも、医療としてまだ
認められていない業界に、力を入れているということです。
まことに恥ずかしい話障害者の団体は、あまりお金を出しませんからね…。　も
し献金の額によって左右されるのであれば、僕が今書いている文章は無駄になる
でしょうね（笑）
　長い文章になってしまいましたが、どうしてもこのことを理解していただきた
いと考えるしだいです。よろしくお願いします。

　MLの皆様と管理者の方々には謹んでおわびいたします。

Date: Thu, 26 Jul 2001 20:16:12 +0900 (JST)
From: 山森伸樹<shinju@kcn.ne.jp>
To: TAS <tas@sl.sakura.ne.jp>
Subject: [windows:5053] このメールに皆様からのご意見を
Message-Id: <200107262013.X0D2A8BA@mailsv.kcn.ne.jp>
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Reply-To: windows@sl.sakura.ne.jp

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