Kitoです。長文です。そして少し技術的になります。
> どんな利点がありますか?
> CDR-Wということですから、以前作ったバックアップCDを利用して、書き
> 換えたり追加したりできるとかでしょうか?
> ノートンゴーストとの比較はどうでしょうか?
すいません。ノートンゴーストを知らないので、比較はできないのです
が、わたしがV2iに注目しているのは、これを使えばNTFSからNTFSのバック
アプとりストアが可能になるのが、ひとつの大きな理由です。
昨秋以来、バックアップソフトをいろいろ触ってみて、リストアが問題
なのだということを痛感しています。
NTFSについても、バックアップは可能なものは数限りなくありますが、
リストアとなると、NTFSをどこかで認識させなければならないので、いろ
いろネックが出てきます。周辺機器の認識についてもまったく同じことが
言えます。
V2iはそれらのネックを、WindowsPEを基本にした専用起動ディスクを、
システムリストア時に使用することによって解消しています。
Windows PEというのは、XPを基本にした起動専用のOSで、マイクロソフ
ト社がOEM供給しているものです。一般には売っていません。つまりOSのイ
ンストールや、緊急ディスク用に使うOSです。
XPを基本にしているので、NTFSを完全に認識できます。そしてその他の
周辺機器も、XP上とほとんど同じように使うことができます。つまり、OS
のリストアが、XP上で行うのとほとんど変わらないことになり、利便性が
格段に向上するわけです。
そこにV2iのひとつの大きなメリットがあり、将来性があるわけです。
ただ、それがために、V2iはWindows98や95では使えません。Win2000+
SP2以降でないと使えない仕様になっています。
このWindows PEのフリーウェア版がBart's PEです。九曜さんが紹介さ
れていた起動用CD作成プログラムです。本家WinPEとよく似た動作をします。
さまざまな機能をプラグインとして組み込めるので、自前の、いろいろな
起動ディスクを作成することが可能です。
V2iについても、BartPEに組み込むためのプラグインがすでに存在してい
ます。
だから、もしBartPEに音声機能を載せることができたら、V2iによるりス
トアが音声環境でできることになり、これまでなにかと不自由だったリス
トアが、かなり便利になるだろうと想像します。(部分的には、BartPEを
Windowsセーフモードの代用品にすることも可能かもしれません)
ところが、ここに大きなネックがあります。
スクリーンリーダーをBartPE上で機能させるためには、
(1)サウンド機能の組み込み。
(2)SAPIおよび音声合成エンジンの組み込み。
(3)スクリーンリーダー本体の組み込み。
という3つのステップが必要になります。
しかし現在はまだ(1)が困難な状況です。
実はこの正月休み、なんとかサウンドを載せられないかと、レジストリ
解析プログラムを書いていろいろ試していたのですが、うまくいきません
でした(涙)。
海外のCD-Forumを読むと、Allen2氏というハッカーさんが、昨年末に、
サウンド機能を載せることに成功したと報告しています。でも、それ以外
にはまだ成功例の報告はないようです。
Allen2氏が組み込み方の概略を書いているので、それを真似てみたので
すが、わたしの場合、能力不足もあり、うまくいきませんでした。Audio
Serviceがどうしても開始しないのです。最近は仕事が忙しくて見ていない
のですが、この10日ごろまでは大きな進展はなかったと思います。
というわけで、現状では、Bart'PEにスクリーンリーダーを載せることは
できません。でも、将来は載せられる可能性があります。そしてBart’PE
にスクリーンリーダーを載せることができたら、視覚障害者にとってV2iは
かなり使いやすいソフトになるだろうと思っています。(実際はそれ以上
の意味を持ちますが)。
> それと、お試し版のダウンロードは難しそうですね!
.NET Frameworkが必須なので、まずそれをダウンロードして、インスト
ールしますようね。
そのあとがちょっとおかしいです。メールアドレスの入力とか、ごちゃ
ごちゃしたものは必要なかった記憶なのですが・・・変わったのかな。
いや、やっぱり必要ないです。
http://www.netjapan.co.jp/P_powerquest/V2i/download/V2i201_DTdemo_note.html
の下のほうに、
v2i Pretector 2.01 Desktop Edition 体験版ダウンロード
というリンクがあるので、そこからダウンロード。
ZIPで94MBあります。ダウンロード後、任意のディレクトリに解凍後、
Setup.exeを実行すればインストールできるはずです。
ただし、メモリは256M以上を搭載していなければなりません。
Win2000にサービスパックを当てておく必要があります。
それから、V2iを立ち上げた直後はキー操作が不自由だったはずです。
ええーと、あやふやな記憶です。まず最初に、メニューの「表示」から、
「詳細表示」に切り替えれば、キー操作ですべてできるようになったとお
ぼえています。
「詳細表示」は間違っているかもしれません。「基本表示」に対する
「なんとか表示」だった・・・はずです。
> JAWSならできるのかな?と思ってお試し版
> http://www.ibm.com/jp/accessibility/soft/download_jaws45.html#
> jaws45_tameshiを試そうと思ったら、私の環境ではインストールできま
> せんでした。
Jawsの体験版は昨年12月31日で期限が切れたはずです。
悲しい〜!
2004年1月18日(日) Kazuhiro Kito
<k-kito@kazusoft.com>
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