こんにちわ。Kitoといいます。
> C:(60GB) ドライブのイメージをD: (60GB) ドライブ、あるいは内蔵の
> CDRドライブにバックアップしたいと考えています。
60Gということは、C,DともにNTFSですね。
バックアップデータを格納するドライブがNTFSの場合、リストア時にDOS
やLinuxを使うツールはほとんど全滅です。WASH,WASHP,D2F,DDDump,
Patition Savingなどすべて駄目です。NTFSを認識しないからです。(市販
パッケージソフトには、DOSやLINUXを使いながら、特殊な読み取りをする
ことで、NTFSからのリストアを可能にしているものもあります。)
HDDでなく、CDRへ直接バックアップするなら、データ格納ドライブのフ
ァイルシステムを考慮する必要はありません。
たとえばB's Recorderに付属するHDDバックアップでも大丈夫です。(ど
なたかが、B'sでXPのリストアがうまくいかないと書いておられました。わ
たしや知人のところでは問題は生じていませんが、あるいは環境によって
問題が出るのかもしれません。)
専用のバックアップツールということになれば、HDD革命4
http://www.ark-info-sys.co.jp/
が音声で使えます。(たぶん今月中にver5が出荷されます。ver5がver4
の操作性をどの程度引き継いでいるかは、わかりません。)
一般にはNorton Ghost
http://www.symantec.com/region/jp/products/ghost/
が有力ですが、音声環境での使用例があったかどうか、記憶があやふや
です。どなたかが操作のヘルプを求めておられたような、かすかな記憶で
す。Ghostの場合、バックアップイメージの作成に、DOSプログラムのGHOST.
EXEを使います。そのDOS画面での操作がネックになるような気がします。
わたし個人の趣味としては、V2i Protector
http://www.netjapan.co.jp/P_powerquest/V2i/
が気に入っています。4月にリビジョンアップしてver2.03になりました。
V2iだとNTFSからのリストア可能で、C,DともにNTFSでも、CをDにバック
アップしておくことができます。
バックアップは音声環境で、ほぼ問題なく使えます。リストアについて
も、音声環境で実行できる可能性がありますが、まだ試していないので、
現時点ではなんとも言えません。
(音声環境でのりストアには、BartPEを使うことを想定しています。
BartPEを作成する予定がないときは、音声環境でのリストアはできません。
パッケージに付属する起動ディスクPQREからリストアするときは、どなた
かの眼を借りなければならないでしょう。
これはV2iだけに限りません。ほとんどの市販バックアップツールは、リ
ストアの操作に困難を伴います。その点、BATファイルを用いて、リストア
の自動化ができるDOSフリーウェアのほうが、使いやすい側面があります。)
ところで、パーティションについての基本的な考え方なのですが、C,Dを
60Gにするというのに、なにか理由があるのでしょうか。
3年後ぐらいの状況を考えると、60Gは妥当な大きさだと思いますが、し
かし現時点で特別な理由がないなら、C=30G, D=30G, E=60Gと3パーティシ
ョン構成にして、システムパーティションをむやみに大きくしないのも、
ひとつの方針かと思います。
Cが肥大化すると、たとえばCDRにバックアップするとすれば、膨大な量
のCDRメディアが必要になります。DVDでもかなりの枚数を用意しなければ
なりません。そしてバックアップやリストアに時間がかかります。つまり、
システムのバックアップという観点からは、Cをむやみに大きくするのは、
得策でないわけです。
30Gにしておくと、ファイルシステムとしてFAT32が使えます。(XPにお
けるFAT32のフォーマット限界は32Gです。読み込みは可能なので32G以上で
も使えないことはないのですが)。
たとえば、
C=30G NTFS
D=30G FAT32
E=60G NTFS
と分けるなら(D,E逆でもいい)、フリーソフトのPartition Saving
http://www.saturn.dti.ne.jp/~sugita/backup/howto_savepart.html
などを使って、Cを、DまたはEのFAT32区画へバックアップできます。
HD革命やDriveImageなどの市販ソフトを使う場合でも、なにかと自由度
が高くなるだろうと思います。(CをFAT32にするならD2Fも使えます。)
システムのバックアップにはパーティション構成やファイルシステムが
絡みます。だから外部機器やLAN環境を含めたシステムの全体、および将来
の拡張性を考えてツールを選ぶ必要があるでしょう。
以上、バックアップツールについてでした。
ひとつ蛇足ですが、現在の98SEを完全に消すのなら、その前に98の起動
ディスクを確保しておくことをお勧めします。将来、ふとした拍子に、あ
れば便利ということが起こりますから。
2004年5月5日(水) Kazuhiro Kito
<k-kito@kazusoft.com>
<http://www.kazusoft.com/>
Received: from hotmail.com (sea2-dav41.sea2.hotmail.com [207.68.164.98]) by sl.sakura.ne.jp (8.12.6p3/8.12.6) with ESMTP id i45EUeCu066802 for <windows@sl.sakura.ne.jp>; Wed, 5 May 2004 23:30:40 +0900 (JST) (envelope-from zhiro@hotmail.com) Received: from mail pickup service by hotmail.com with Microsoft SMTPSVC; Wed, 5 May 2004 07:30:34 -0700 Received: from 218.46.115.81 by sea2-dav41.sea2.hotmail.com with DAV; Wed, 05 May 2004 14:30:34 +0000 X-Originating-IP: [218.46.115.81] X-Originating-Email: [zhiro@hotmail.com] X-Sender: zhiro@hotmail.com From: "Kazuhiro Kito" <zhiro@hotmail.com> To: <windows@sl.sakura.ne.jp> Subject: [windows:18765] Re: バックアップソフトを探しています Date: Wed, 5 May 2004 23:30:25 +0900 Message-ID: <000001c432ad$8194cc40$6401a8c0@topazxp> MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset="iso-2022-jp" Content-Transfer-Encoding: 7bit X-Priority: 3 (Normal) X-MSMail-Priority: Normal X-Mailer: Microsoft Outlook, Build 10.0.4510 In-Reply-To: <1083632320.28779.30435_Mocchan.y_nisina@yahoo.co.jp> X-MimeOLE: Produced By Microsoft MimeOLE V6.00.2800.1409 Importance: Normal X-OriginalArrivalTime: 05 May 2004 14:30:34.0532 (UTC) FILETIME=[86C9CE40:01C432AD] Sender: owner-windows X-ML-Sequence: 18765 X-ML-Name: windows Precedence: bulk Reply-To: windows@sl.sakura.ne.jp |