研修会追加原稿−図書館で視覚障害者が使うことのできるソフトウェア導入のポイントと注意点
大阪府立中央図書館 杉田正幸
- 画面読み上げソフト(画面音声化ソフト)を必ず導入すること
- 各種の音声読み上げに対応したアプリケーションを導入すること(HP読み上げ、OCR、、ワープロ、メール、点訳など)
- 弱視者に対して画面拡大対応、全盲者には点字ピンディスプレイ対応ソフトウェアを導入すること
- 操作が簡単であること
- 6点入力、かな入力、ローマ字入力がすべて可能なこと
- 利用者が複数のソフトウェアを比較対象できるように同種のソフトウェアを複数導入すること
- 視覚障害者に利用可能な一般の製品、フリーソフト、シェアウェアなどを積極的に導入すること
- 視覚障害者に利用可能なCD−ROM形式の辞書、百科事典、蔵書目録などを積極的に収集すること
- 障害の程度に応じてパソコンの設定が簡単に変更できるよう、工夫すること
- ソフトウェアの機能アップに伴う無償・有償バージョンアップに対応できるよう、予算措置を行うこと
Copyright(C)2004 杉田 正幸(Masayuki Sugita)
最終更新日:2004年7月30日